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2017年02月01日

ニュースリリース

高精度時刻同期システムに関する特許申請について

イネーブラー株式会社(代表取締役社長:篠原 隆浩、本社:東京都港区、以下、イネーブラー)は、当社が独自に考案した高精度時刻同期システムおよび送信装置に関する技術について特許申請を行いました。

今後ますます発展が見込まれるIOT時代においては、インターネットに接続される機器がもつ時刻情報の同期性が非常に重要となります。

電子決済、証券取引、医療機器、サイバーセキュリティなど特にミッションクリティカルな事業分野においては、これまで求められた精度に比し、より高精度な時刻同期が求められます。

また、これまでよりも多くの機器が絶対的な時刻情報を必要とすることから、より広範囲に散らばる機器に正確な時刻を届ける仕組が必要となります。

従来の時刻同期の仕組みではPTP(Precision Time Protocol)、NTP(Network Time Protocol)などによりミリ秒、マイクロ秒オーダーでの同期システムが運用されていますが、導入コストや工期が長いなどの課題があります。

イネーブラーの新規技術ではナノ秒オーダーでの同期 システムを構築できる可能性があるうえ、既設の設備を利用することを想定しており、従来よりも低コスト、短期間でのシステム構築が可能となります。

イネーブラーは来るべきIOT時代の時刻情報プラットフォーマーとなるべく、同システムの研究開発を進めてまいります。

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